Jolly Rogerスロットレビュー
よくある海賊系テーマの、Play’n GOのJolly Rogerは、初期のビデオスロットを彷彿とさせます。面白い作品ですが、同社の最新作と比べるとイマイチです。が、スピンするのも悪くないでしょう。ボーナスラウンドは2つあり、ワイルドやスキャッターで連勝を出すこともできます。
Jolly Rogerスロットは音と映像が噛み合っていません。シンボルやアニメーションは簡素です。ボーナスゲームの動作や画面もベーシックな感じで、90年代末期を感じさせます。
Jolly Rogerスロットマシンのボーナスはピックエム系のゲームです。宝箱ゲームでは、より大きな勝利を得られる可能性があります。
Jolly Rogerの設定とプレイ
Jolly Rogerスロットゲームには15本のペイラインが用意されており、希望に合わせて1本のペイラインから選択できるようになっています。コイン価値を選択することができ、ラインにつき最大5枚のコインをスピン可能です。最小単位はラインにつき1cとコイン1枚で、全ラインだと各スピン15cとなります。お望みであればスピンごとに18.75cまで設定可能です。自動プレイが利用でき、あらかじめ定めた勝ちまたは負けの限度額で止まるように設定できます。
Jolly Rogerの(頭がい骨と骨十字)の旗は、このゲームで最も貴重なシンボルです。これは5つ出すとコイン10000枚の価値があり、4つだと1000枚です。またワイルドの役目も果たし、通常のシンボルすべての代わりとなりますが、スキャッターやボーナスシンボルの代わりにはなりません。この旗を含めて勝ちが出ると、賞金が倍増します。
通常のシンボルのうち、ダイヤモンドの賞金が最大です。これは5つ出ると1250枚となります。ルビーの指輪は500枚で、金のコインは250枚です。海賊、船、大砲、剣のシンボルの賞金は小さめです。トランプカードのシンボルがないのは、Play’n GOのちょっとした作風です。
スキャッターは、帽子の中のカラフルなオウムです。Jolly Rogerスロットマシンのリール上のどこかでこのシンボルを5つ出すと、合計ベット金額の500倍を獲得できます。残りのシンボルはボーナスを発動するシンボルです。最初の3つのリールで出現する宝の地図が3部あり、3つすべてを出すと地図のボーナスが開始します。宝箱の場合、別のボーナスゲームが発動します。発動には3、4、または5つ必要で、このフィーチャーを発動するのに使った宝箱が多ければ多いほど、ゲームでより多くの賞金を獲得できるようになります。
Jolly Rogerのボーナスゲーム
Jolly Rogerスロットのボーナスゲームは2つとも、単純に賞品を選ぶ形式のものですが、視覚的にはあまり違いがありません。地図のボーナスでは、5つ赤いバツ印がついた古い宝の地図が現れます。そのうち3つを選ぶと、海賊が宝を掘る音が聞こえ、煙が巻き上がります。そして選択した場所で獲得できる金額が表示されます。同じボーナスゲームが発動すると、バツ印の位置が移動し、多少は興味を持てるような変化が加えられています。
宝箱のボーナスでは、宝石でいっぱいの洞窟が表示され、5つの宝箱の中から2つ選ぶことができます。賞金の規模は、このフィーチャーを発動する際に出した宝箱の数によって変化します。宝箱5つの場合は最大で4000枚のコイン、4つの場合は最大3000枚、3つの場合は最大2000枚のコインを獲得できます。
パッと簡単に楽しめるゲームなので、Jolly Rogerスロットのメインリールへすぐに戻って、勝利を味わうことができます。
Jolly Roger スロット: 結論
他のソフトウェア配信会社の作品を含め、私たちが今までプレイした海賊モノのスロットの中で最高だとは言えませんが、基本を忠実に抑え、全体的にはスムーズなゲーム体験を楽しめるので、高評価だとは言えます。Jolly Rogerスロットマシンには少し手を加えて、現在のPlay’n GOスロットのレベルまで引き上げて、面白いボーナスゲームをいくつか追加するといいかもしれません。少し前にはピックエム系のボーナスゲームは新鮮だったかもしれませんが、今では単純すぎるように感じます。
Play’n GOのスロット作品が好きな人や海賊モノのスロットが好きな人ならば一度スピンしてみる価値はありますが、この種のゲームの最高峰に並ぶできではありません。