ブラックジャックの確認
カードが全参加者に配られたら、プレイヤーのハンドがカードの合計点が21点ぴったりとなる「ブラックジャック」かどうかを確認します。
11点を持つAと10点を持つ絵札または10のカードによってハンドが構成されている場合にブラックジャックとなります。
ブラックジャックが出てディーラーに勝つと、3:2のオッズで配当金を獲得できます。
さて、ディーラーの表向きのカードがA(11点)またはその他の絵柄カード(10点)の場合、ディーラーにもブラックジャックが完成している可能性があります。そこで、ディーラーは自分の裏向きのカードを見てブラックジャックかどうかを確認します。
ディーラーもブラックジャックを出した場合は引き分け(プッシュ)となり、賭け金が戻ってきます。
なお、ディーラーの表向きのカードがAの場合、プレイヤーはディーラーがブラックジャックを出す可能性に備えて、インシュランス(保険)を使うことができます。
最初の賭け金の半額をインシュランス料として支払えば、ディーラーがブラックジャックを出した場合でもお金を失わずにすみます。たとえば、最初の賭け金額が1,000円の場合、インシュランスは500円となります。
ディーラーがブラックジャックを出してプレイヤーが勝負に負けた場合、インシュランスに賭けた金額の2倍が戻ってきます。500円をインシュランスとして払った場合は1,000円です。これは最初の賭け金と同じ額なので、結果的には負け分が相殺される形となります。
ですが、ディーラーがブラックジャックを出さなかった場合はインシュランス料が没収されてしまいます。また、「ディーラーがブラックジャックを出さない確率」のほうが高く、インシュランスは損する結果につながることがより頻繁にあるので、使用は避けたほうが得策です。